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EvernoteからUlysses等への移行

EvernoteからUlysses等、Markdownベースのメモ環境へ移行することを思い立った。
Evernoteに大きな不満はなかったが、デフォルトがリッチテキストという仕様は、不満といえなくもない。 そもそも、ほとんどの状況でリッチテキストは不要。よそからテキストをコピペする状況で、 わざわざスタイルなしで貼る等の配慮が必要。これを行わないと、例えばMacでつくったノートがiPhoneでいびつに 表示されたりする。
Markdownならマークアップ含め全てテキスト情報なので、異なる環境で表示が崩れたりすることもない。

Ulysses

まず、MacとiOS(iPhoneとiPadを所有)にUlyssesをインストールするところから始める。 いずれもAppStoreから入手可能。
年間4,400円の年次課金制(月次の選択も可)で、MacとiOSの間で併用可能なライセンス。

余談だが、このUlysses、AppStoreでは異様に評価が低い。
「またイナゴが湧いたか、気の毒に」と思ったら、原因は違うところにあった。 どうやら以前は買い切りだったものが、強制的にサブスクリプションに変わったという事情らしい。 お怒りはごもっとも。

セットアップに迷うところは、特にない。
ストレージはiCloudがデフォルトの様だが、Dropboxを使用することに。これを選択することで、 Windows等のiCloudとの接続性がイマイチな環境や、Xubuntu等のそもそもiCloudに接続できない環境からでも 利用できる。
Ulyssesで作成したメモはDropbox上でMarkdownのファイル(.md)に、フォルダはDropbox上でもフォルダになる。 また、Dropbox上で直接編集した内容はUlyssesにも反映する。 わかりやすくてよろしい。この時点でXubuntuを含めた、個人的に愛用している全ての環境に対応しており、 ここで手を止めてもなんら問題はない。

Spotlight

メインの環境は、当然Macである。 Markdownファイルはテキストファイルでもあるから、当然Spotlightの検索対象に含めて頂きたいが、 現状(High Sierra時点)はそうはなっていない。
Spotlightの設定をちょっといじれば対応可能、Markdownの利便性が大きく向上するので、是非対応するべし。 手順は、以下参照。

Enable Spotlight indexing of Markdown in El Capitan without disabling SIP

El Capitanの頃に書かれたものの様だが、High Sierraでも問題なし。

Cereblo

Cerebroという、Mac以外でも使えるElectoronベースのSpotlightクローンがある様だ。 (Windows, Linux, Mac対応)
こいつをXubuntuに導入し、MacのSpotlight同様の使用感を実現することを試みた。

配布元

インストールした後に気付いたが、Cerebroにはファイル検索の機能がなく、現状はランチャー機能のみ。 (ファイル検索の実装は、検討されてはいる様だが) 開発者どのは、Spotlightをランチャーと捉えていたということらしい。
当面はSpotlightライクな検索は諦め、別の方法で解決する必要がある。

Recoll

Xubuntuに、デスクトップ検索アプリRecollを導入。

配布元

Xubuntuならば、aptからインストールする。

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sudo add-apt-repository ppa:recoll-backports/recoll-1.15-on
sudo apt update
sudo apt install recoll

Typora

試行錯誤の過程で、XubuntuにTyporaというMarkdownエディタも入れた。
検索機能が弱いので、Evernoteを置き換える用途での常用は難しいが、Markdownエディタとしては 悪くないかも知れない。
ただ、非力なGPD PocketではSublimeのほうがさくさく動くし、どうしてもSublimeのほうに手が伸びるな。

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sudo apt install typora

EvernoteのメモをMarkdownに変換

Evernoteにはエクスポートの機能があり、全てのノートをHTMLにエクスポートすることが可能。 これを更に、RubyでMarkdownに変換する。使用したgemは、reverse_markdownってやつ。

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sudo gem install reverse_markdown

変換に使用したスクリプトは、以下。

このスクリプト(html2md.rb)を適当なところに置き、同じ場所にsrcという名前のフォルダを作成し、 EvernoteからエクスポートしたHTML一式を置く。その上でhtml2md.rbを実行。

もともと、HTMLをMarkdownに変換するという発想に相当無理はあり、なかなかきれいに変換はできない。 特にWebクリッパーから取り込んだノートの変換はひどいもんだw。
コメントアウトしたあたりの記述を各自工夫するなり、諦めて手で修正するなりして頂きたい。

おれは手で修正することにしたけどね。
クリッパーはどうするのか(Evernoteと併用?)等、未解決の問題はあるが、何日かこれで 様子をみてみる。以上。